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2015/08/16

【ボラ】東北被災地訪問振り返り3

東北訪問2日目の振り返りの続きです。

今日は、東北道でトイレ休憩で入ったSA(サービスエリア)のことについてお話します。


トイレのサインで、子連れのピクトグラムがありました。

最近、小さな子連れの親子でも入りやすいように、子ども用トイレ(便器)が設置されているトイレが増えてきていますが、このようなサインは初めて見ました。

ところで先日、学会出張で行ったショッピングセンターには、子ども用便器だけでなく、男性トイレ、女性トイレ、多目的トイレとは別に子ども用トイレも設置されていました。
これについては後日、機会があれば改めてお知らせいたします。



これはSA(サービスエリア)にあったピクトグラム(ピクト)です。

これは何のピクトかお分かりでしょうか?
そのデザインから、カップに入ったホットな飲み物というのは想像つくと思いますが、実は・・・



高速道路のSAやPA(パーキングエリア)にあるティーサービスのピクトです。
給茶・給水器がおいてあって、自由に飲むことができます。



カップ形式で出てくるコーヒーなどの自動販売機(自販機)です。

以前、自販機のユニバーサルデザイン(UD)についてお話しました。

最近の自販機は様々な使いやすように工夫がなされています。
ちょっとした工夫が利用増につながるのだと思います。

全てはご紹介できませんが、
・ 荷物置きのテーブルが付いています。
・ さとう・ミルクの量、コーヒーの濃さ薄さが好みにあわせて調整できます。またフタなしも選べるようです。
・ (上の方にある)ボタンに手が届かない人のために、番号入力で選ぶこともできます。
・ お金(お札・コイン)を入れるところは、色が目立ちわかりやすくなっていますし、形状的にも入れやすくなっています。右側に設置されているのも、右利きの人が多いということにあわせてのことだと思います。
・ 火傷防止に、出来上がるまで取り出し口の扉が開かないようになっています。
・ 最近はICで支払いができるのも便利ですよね。



最近は、味にこだわる人のために、プレミアムなコーヒー豆も用意されています。
また、「ミル挽きドリップ」と書いてありますが、1回1回挽いてコーヒーをドリップするのも増えてきています。
最近、ビジネスホテルの朝食会場でもこのような機械を置いているところも増えています。




待ち時間のイライラ感の緩和だと思いますが、残りの時間表示を表示するのも増えています。
信号機などでも最近、多く見られます(数字でない場合もあります)。

私は大学の授業で、待ち行列(の心理)についても教えていますが、人間は待ち時間がはっきりしないと(読めないと)非常にイライラ感が増してしまいます。

ちなみに待ち行列では、例え同じ時間待つにしても、少しずつでも動いていると多少長くても耐えられるのですが、ピタッと止まって動かないとイライラ感が増してしまいます(時間が読めないと同じような状況です)。

TDR(東京ディズニーリゾート)では、この待ち行列の待ち時間を感じさせない・少なくする工夫は、有名な話です。


今日は、この辺で失礼いたします。