今日は昨日に引き続き、10回目になりますが、東北訪問の振り返りをします。
今日は、まず陸前高田市の奇跡の一本松です。
非常に有名なお話しですので、ご存知の方も多いかと思いますが、「名勝 高田松原」と呼ばれる松林がありましたが、東日本大震災に伴う大津波で大きな被害を受けてしまいました。
しかし、約7万本あった松(林)の中で奇跡的に1本だけ残り、「奇跡の一本松」と呼ばれ、復興の象徴となっています。
ところで、昨年の夏に訪れた際は、嵩上げの土盛りで使用するための土砂を運搬する巨大なベルトコンベアが張り巡らされていましたが、今回は河川を跨ぐ部分が1箇所だけ残っているだけで、その他はその役目を終え、撤去されていました。
市街地部分は広いエリアにわたって、嵩上げの土盛りが施されていました。
BRT(※詳細は昨日の日記をご覧ください)のバス停もありました。
「奇跡の一本松」の駐車場には、一本松茶屋という売店&ラーメン屋さんがあります。
毎年、ここでお土産を買います。
ところで、南三陸から陸前高田に行く途中で、大谷海岸というところがあるのですが、そこのガソリンスタンドでいつも給油しています。
津波の被害で、建物が流されて(破壊されて)しまいましたが、プレハブで営業を続けていたスタンドです。
偶然にも、プレハブで営業していた時に給油したことがあり、いろいろとお話しを聴かせていただきました。
その時からのご縁で、毎回、ここで給油させていただき、お話しを聴いています。
今は、新しい建物を建て、復興に向けて頑張っておられます。
隣に神社(八幡神社)がありますが、高いところにありますので、参道に長い階段があります。
その階段の上から2~3段目のところまで津波が押し寄せたようです。
写真ですと、実際より低く見えるかもしれませんが、実際に目の前にしますと、ものすごく高いところまで津波が来たことに驚いてしまいます。
上から撮影した写真です。
ところで、明日は本学の入学式です。
オリエンテーションでお会いした学生もおりますが・・・
入学式で新入生の皆さんにお会いできること、楽しみにしています。