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2015/12/29

新千歳空港ターミナルのUD-2

昨日は、新千歳空港のフードコートの子ども用の手洗い場についてお伝えしました。
今日は、関連性がありますので、トイレにおける子ども用の手洗い場について書きたいと思います。



フードコートそばのトイレにも子ども用の手洗い場がありました。

大人用の横にあると親子一緒に手を洗うことができますよね。
別々の場所であっても子どものために設置しようとすることがユニバーサルデザイン(UD)に繋がりますが、親子の行動形態や動線を考えて、大人用に横に置いた方が便利であると考えることがさらなるUDに繋がります。

UDはPDCA(Plan<計画>→Do<実行>→Check<評価>→Act)サイクルをスパイラルアップ(段階的・継続的な発展・改善)で進めることが重要になります。
一度UDの考え方で作って終わりということではなく、全ての人が使いやすい、わかりやすい等々の施設を目指して改善・工夫していくことが重要になります。

ところで、最近トイレの子ども用の手洗い場で課題となっているのは、ハンドドライヤーの場所です。
ハンドドライヤーは非常に便利な設備ですが、機種によっては非常に大きな音が出ますので、子ども用の手洗い場の近くにあると、子どもがびっくりしてしまうようです。
大人目線、子ども目線、両方の視点に立って検証することが重要ですよね。