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2015/07/03

空港のユニバーサルデザイン

今日の午前中、空港のユニバーサルデザイン(UD)を勉強しに、新千歳空港の国際線ターミナルビルに見学に行って来ました。

新千歳空港の国際線ターミナルビルは、2010年3月にオープンしましたが、設計・建設時にユニバーサルデザインを念頭に作られています。

そのユニバーサルデザインの取り組みが評価され、第4回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰を受賞しています。

大臣表彰を受けるにあたり、どのような点が評価されたかについては、講評・受賞者の取組み等のページに書かれています。
しかし、講評や取り組みに書かれていることに限らず、空港ターミナル内で非常に多くの様々な点について、検討・工夫が施されています。




ユニバーサルデザインの検討には、私も専門家ワーキンググループのメンバーとして末席に加わり、係わらせていただきました。

いろいろとご紹介したいのですが、非常に多くのUDがあり、全てをお伝えすることはできませんので、機会があれば・・・ということでお願いいたします。



上の写真は出発ロビーの中央に象徴的に立っているサインと木のパズルのオブジェです。

このサインにも非常に多くのUDが隠されています。
1つ1つは紹介しませんが、多様な人々が「わかりやすくする」、「見やすくする」、「使いやすくする」工夫がUDになります。

実際に新千歳空港の国際線ターミナルビルに訪れる機会がありましたら、UD・・・と申しますか、「わかりやすい」、「見やすい」、「使いやすい」ところを探してみてください!


ところで、国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰は、他地域に比較して北海道からは多くの団体や企業がこれまで受賞しています。
受賞した団体だけが素晴らしい取り組みをしているということではありませんが、受賞が多いということは、それだけ多くの団体がバリアフリー・ユニバーサルデザインに一所懸命取り組んでいるという1つの表れになるのではないでしょう?



ところで、今日は国際線ターミナルから、政府専用機が見えました。
ちょうど格納庫の前に駐機していましたが、間もなくするとプッシュバック(特殊車両により、後方移動<バック>すること)されていました。


皆さんは、千歳に政府専用機の基地(格納庫)があるのはご存知でしたでしょうか。
民間機では日本の空からはもう既に引退してしまいましたボーイング747-400です。

この機種は、私もとても好きなのですが、政府専用機においてももう既に引退することが決まってしまっています。
新しい機種は、ボーイング777-300ERとのことです。
また整備委託は、JALからANAに変更されます。


申し訳ございません・・・マニアックな話題になってしまいました。