可能であれば、学会の最後のセッションまで参加したかったのですが、飛行機の予約が取れなかったこともあり、今日の午前中の一部のセッションだけ出て、午後の便で戻ってきました。
ところで、昨日の午前中、参加している研究小委員会にも出席しました。
参加した委員会は、移動環境に関する研究小委員会です。
8つの分科会に分かれ研究活動をしていますが、学会の時に委員会を開催し、研究経過報告や情報交換をしています。
研究は様々な視点で行っていますが、高齢者など交通弱者の買物での交通・移動、生活交通・移動、観光ユニバーサルデザイン、移動の権利などの研究も行っています。
午後は、研究発表会で「公共交通と交通環境」のセッションに参加しました。
現在、交通弱者である高齢者の買物について、研究をしていますので、現在この分野に興味を持っています。
このセッションでは、交通利便性に関する研究、LRTに関する研究、私事を目的としたモビリティ(移動性、移動のしやすさ)に関する研究でした。
このセッションの後は、招待論文のプレゼンテーションを聴きました。
そのうちの1つは、東日本大震災の時のガソリン販売と物流に関する研究でした。
以前、物流・流通に関して研究していたということもあるのですが、東北とは震災以降、様々な形でお付き合いがありますので、とても興味深く、聴くことができました。
昨日のお昼は、大学生協で食べました。
食堂に行くと、学会特別メニューが用意されていました。
私は迷わず地元グルメ3種類がセットになっている「こまちセット」にしました。
これには、「きりたんぽ」、「稲庭うどん」、「いぶりがっこ」がセットになっています。
ところで、学会では、休憩室や休憩スペースが必ず用意されていて、コーヒーやお茶などが用意されています。
そこに、変わった貼り紙を見つけました。
マドラーは大抵、プラスチック製のものがほとんどですが、今回は木で作られたものでした。
秋田では、地元の木材を使用し、様々な製品が作られているようです。
後日、機会があればご紹介しますが、駅前のバスターミナルのバス停の建築物も地元の木材で作られていました。
北海道も林業のまち、木工製品のまちは、同じように地元産の木材で様々なものが作られていますよね。