今日も引き続き、東京出張の振り返りとして、出張時に見つけたユニバーサルデザインについて、ご紹介したいと思います。
今日は階段&床サインのUDです。
まず、階段のUDですが、近年、階段の段鼻とも呼ばれるステップの段差の端の部分に、段差部分がわかりやすいようにサインが付けられています。
場所によっては、滑り止めのゴムなどと兼ねているところもあります。
色のパターンやレイアウトは交通事業者により様々ですが、黄色と赤色、補助的に黒色を使っているところが多くなっています。
そして、写真のように手すりのある(横)端に敷設されます。
この写真は、都営地下鉄のものです。
上の写真は、一部はがれていますが、人が多く歩くところですので、耐久性が大きな課題となっております。
これは、JR東日本で多く使われているパターンです。
最近、床サインも以前に比較して、よく見かけるようになってきました。
床サインは、通行者などが多いと、床が見えなくなってしまいますので、通行(交通)量の多いところは、天井からのつり下げサイン、壁設置のサイン等とともに上手く視線などを考え、設置する必要があります。
そして、最大の課題は耐久性で、通行量の多いところは、薄くなってしまいがちです。