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2015/05/07

移動中に見つけたUD Episode1 最終章

最終章 動物園内編(2)&番外編です。

連休は昨日で終了しましたが、動物園UD(ユニバーサルデザイン)シリーズはちょうどよく終了させることができませんでした。

さて、動物園内編の続きです。

4日の第3章の日記にも書きましたように、パンダの待ち行列は50分待ちでしたので、見学を諦めました。
その際、「急遽、他の動物に目的を変更しました」とお伝えしましたが、その代わりに見ようとなった動物は、近年、話題になっているハシビロコウです。

そのハシビロコウのところに、3日の第2章の日記でも書きましたユビキタス・コミュニケータ「携帯端末を使った動物情報サービス」の情報ポイントがありました。
残念ながら、時間の関係で携帯端末は借りれませんでしたので、説明は聞くことができませんでした。




ちなみに、ハシビロコウというのは、下記の写真に写っている鳥で、「動かない鳥」で、近年大変人気があるようです。
ちなみに、グッズショップでは、人気の動物ということもあって、たくさんのハシビロコウグッズがありました。



同じく第2章の日記で少しお話しましたが、携帯端末によるオンデマンドの情報提供サービスもありつつ、知識豊富なガイドさんによるツアーもあるようです。
但し、混雑する時期のせいか、この日この場所でのガイドツアーはありませんでした。

 
 

これもUDの1つと考えてもよいと思いますが、地面に動物の足跡がデザインされていました。
厳密ではないと思いますが、何となく歩いて欲しいところ(動線)を示しているのだと思います。
 





ところで、UDではありませんが、園内にいかにも「タイの建物」と感じられるあずまやのようなところがありました。



拡大して見てみますと「日タイ修好120周年」を記念して建てられたようです。



以上で動物園内編は終了です。

さて、園内を見て回るのは終え、園外に出たところ、パンダの郵便ポストを見つけました。
このように周辺の雰囲気や客層に合わせて工夫することもUDの1つと言えると思います。
ちなみに、このポストに投函しますと、パンダもデザインに入っている上野の風景印(西郷さんもデザインされています)を押して、送り先に届けてくれるようです。



後ろを見ますと、尻尾もありました。
芸が細かく素晴らしいと思いますが、尻尾があるとかわいいですよね。



公衆電話も見つけました。
最近、携帯やスマホの普及で、どんどん減ってきていますよね。

下記の写真のように、高さを変えて設置されているのもUDです。



また、電話の正面も様々なUDが施されています。
数字のボタンも見やすくなっていたり、通話受信音量も調節できるようになっています。
その他にもありますが、あとは皆さん自身で考えてみてください。



上野の駅で以下の写真のようなポスターを見つけました。
上野らしく、パンダの駅員さんが描かれていますし、色やデザインなどで非常に目立つように作られています。
また、対象である外国人対応となっています。

これらのポスターも立派なUDです。
対象(ターゲット)とする人に、どのような情報を伝えたいのか、その情報を効果的に伝えるのはどのようにすればよいのかと考えることが非常に重要となってきます。
また勘違い防止・間違い防止という意味もありますよね。



実は、東京スカイツリーバージョンもありましたが、ポスター前にスマホを操作している人がいて、写真を撮ることができませんでした(残念です・・・)。