8時16分発のストラスブール駅発のパリ東駅のTGVに乗り、パリ市内でパリMontparnass駅に移動し、そこからナント駅にまたTGVで移動しました。
パリでは、方向別に駅が異なるため、移動しなければならなかったのです。
当初、公共交通で移動する予定でしたが、思ったより時間が足りなくなってしまい、集団行動で迷ったりしても大変ですので、タクシーで移動することにしました。
そして無事にMontparnass駅発ナント行に乗ることができました。
ナント行のTGV
ストラスブールからずっとそうですが、今回鉄道チケットは他の方々と別にインターネットで予約したため、それぞれのTGVでの移動は、全て独り寂しく行動しました(;_;)
単独で予約したこともあるかもしれませんが、今回いろいろなトラブルもありました。
そのトラブルの大部分は何とかなったのですが、実は20日に大きな困難が待ち構えています。
その辺の話は、当日もしくは後日にお話しします。
いろいろありましたが、なんとか無事に14時過ぎ、ナントへ着くことができました。
今回は何と6時間の旅です。
ホームでは、ナント市で通訳・コーディネートをお願いしている沼口氏にお出迎えいただきました。
沼口氏には2日間お世話になります。
まずはホテルにチェックインし、余計な荷物だけ置いて15時から今日の行程確認&作戦会議(視察先のすり合わせ)をしました。
30分くらい行程確認&作戦会議を行った後、いよいよ今日の視察調査がスタートです!
ナント市は公共交通と自転車が最優先と思われるほど、自転車通行帯が充実しています。
自転車通行帯の充実はフライブルグやその他訪れた別都市も同様ですが、サイン表示などは特に多かったような気がします。
パリのヴェリブが有名ですが、ナントもレンタル自転車が充実しています。
日本も自転車で回れる都市を目指し、あちこちで整備されつつありますが、札幌もポロクルが有名ですよね。
市街地より少し離れたところにある交通の結節点です。
場所的なイメージとしては、新さっぽろ・新札幌周辺を考えればよいかもしれません。
今回、実はデジカメにも見離され、反応があまり良くなく、シャッターチャンスを逃してしまいましたので、あまりわかりやすい写真ではないのですが・・・
左にトラム・トラム駅があり、右側にバス・バス停が見えます。
このように、交通の結節点においては、乗り換えしやすいよう、あちこちに工夫がこなされ整備されています。
日本では、乗車(切符)システム等の違いもあって、背景となる状況や環境に大きな違いがあるのですが、それにしても利用者の利便性(動線や行動形態・心理)を考えた整備には驚かされます。
でも、誤解していただきたくないのは、日本の整備が悪いということではなく、欧米より日本の方がはるかに進化や充実していることがたくさんあります。
時差の関係もあり、はっきりとした時間は不明ですが、ホテルに帰還したのは現地時間の10時過ぎだったと思いますので、本日の全体の移動は14時間、ナント視察調査は食事の時間も含めて(食事のときもナントのいろいろな話をしていました)7時間の行程でした。
いよいよ明日は、市役所や施設を訪問します。